サントス・エルナンデスとマルセロ・バルベロは両横綱
サントスは音が重く誰が弾いても貫録を感じて、うまく弾ける様な気がしてくるギターです。
また、バルベロ一世はサントスに比べ音は軽やかで、感性豊かな歌心を感じるギターです。両方ともフラメンコギターのお手本になる楽器です。
サントスの弟子がバルベロで、その弟子がアルカンヘルで、その弟子がバルベロイーホ。
サントスは早くから有名になり数多くの楽器が作られています。亡き後サントスの夫人に頼まれて制作途中のギターをバルベロが引き継ぎ制作をしています。
バルベロは早くに亡くなっており、作られたギターが少ない上にギタリスト達に人気が有って使われていたのかコレクションになる様なコンディションの良い物が少なく、中には裏板の木目が違う材料や、ボロぞうきんかと思う様な見た目の物まで、それでもメンテナンスをすれば音は凄い!